実は現代人は半分くらいの量しか呼吸できていない!?

少し衝撃的なタイトルをつけましたが、もちろん現代人全員ではありませんが、半分以上の現代人は呼吸がきちんとできていません。

ではなぜ、そうなってしまうのか?

それは「姿勢」が原因です。

特に前回もお話した「猫背」は呼吸の量が本当に少なくなります。

なぜなら、猫背によって肺が十分に広がらなくなり、空気が肺にしっかりと入らなくなるからです。

そして呼吸の量が少ないと

・疲れやすい
・頭がぼーっとする
・睡眠の質が悪くなる

といったカラダにとって良くない事が色々と起こります。

呼吸一つで、カラダの状態は大きく左右されてしまうんですね。

背中を動かして呼吸を改善!


では、呼吸を正常に戻すには何をしたら良いでしょうか?

色々な方法はありますが、前回猫背を治すストレッチも良いですが、一番は

『背中(背骨)を動かす』

事です。

背骨が動くと、肺を覆っている肋骨が動くようになるので、それにより肺が広がりやすくなります。

背骨を動かすのに、一番シンプルなのは『大きく伸びをする』ですが、それでも背骨が動くような感覚で伸びをするのは少し難しいかもしれません。

実は『リ・カラダ』では、ストレッチとは少し違うやり方で、必ず背骨周りの筋肉をほぐす事をしています。

これにより呼吸が少し変わるので、ぜひ一度体験してみてくださいね!

有賀 健人 (あるが けんと)
/整体師・柔道整復師(『りらくすとれっち監修者』)

長野県出身。7歳でピアノ、14歳でドラムを始める。小中高では野球部に所属しながら音大進学を目指し、洗足学園音楽大学に入学。野球部時代の度重なるケガと、音大在学中に「カラダの使い方が変われば音も変わる」という体験から、整体師になることを決意する。卒業後、柔道整復師の国家資格を取得し、神奈川県内でトップクラスに来院数が多い整形外科のリハビリ室で当時最年少のリハビリ室長に就任。その後、別のグループ整骨院、整体院で院長、管理職などを歴任しながら、VIPの方々が来院される整体院でも修行をし、さまざまな技術を身に付け、2019年に独立。現在は完全紹介制の整体院を営む一方、ネットを中心に音楽家向けにカラダの大切さを伝える活動を行っている。