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音楽と勉強・仕事の相乗効果とは⁉︎

2024.05.07

大人も子どもも、楽器演奏でアナタをアップデート⁉︎

皆さん、こんにちは。

新年度も1ヶ月ほどが経過し、大型連休も明けて通常モードになるこの時期、何か新しい事を始めるには良いタイミングかもしれません!

5月、特にGW明けはメンタル不調に陥りやすいと言われますよね。

憂鬱な気持ちを吹き飛ばすためにも、楽器を習ってみませんか?

実は音楽はメンタルの向上だけでなく、学力やカラダ(フィジカル)のパフォーマンスが向上する可能性も秘めているんですよ!

音楽教育と学業成績の関連性

音楽教育が学生の学業成績に及ぼす影響についての研究は多くあって、特にカナダのブリティッシュコロンビア大学のPeter Gouzouasis教授による研究では、楽器演奏が数学成績にどのように影響するかを明らかにしているそうです。

1. 数学と音楽の相関関係

その研究によると、楽器演奏を学ぶ生徒は、数学の成績が楽器演奏をしない生徒に比べて顕著に高い事がわかりました!

これは、音楽が問題解決能力や抽象的思考能力の向上に役立つためだとされています。

音楽と数学の間には、共通の認知プロセスが存在すると考えられているようですね。

実際僕の周りでも、クラシックの音楽家は音大卒がほとんどですが、ジャズ、ポップスでは一般大で高学歴かつ理数系の方も多い印象があります。

たとえばコードネーム(和音)は1度、3度、5度のように数字で表し、特にジャズの場合、♯11th、♭13thのような複雑なコードも出てくるので、数字に強い人は有利かも、と感じたりしますね。

(ちなみに僕の最終学歴は高卒ですが、プロになる前は早稲田大学のハイソサエティオーケストラというサークルのお世話になっていて、当時一緒に演奏した仲間の多くがプロになって活躍しています♪)

2. 言語能力との密接な関連

音楽教育は言語能力の向上にも役立つんだそうです!

楽器演奏を通じて譜面を読む練習は、言語の読解力と密接に関連していて、これが読み書き(リーディング、ライティング)のスキル向上につながると報告されています。

音楽を読解する能力は、言語情報を処理する脳の領域を活性化させる事から、言語学習においても有効なんだそうですよ。

また、耳から入ってくる情報を処理して歌を歌ったり、楽器を演奏する能力は、語学でいうリスニングやスピーキングに相当するので、「耳が良くなる事」は英語など語学力の向上にも役立つ可能性が高いですね。

僕の体験では、20代前半でアメリカに留学した際(19歳でプロになり、一度仕事を辞めて渡米しました)、語学学校で先生に「ヒロキの発音がクラスで1番良い」と褒めてもらった記憶があります。

英語そのものの総合的なレベルは僕より高い生徒さんがたくさんいましたが、「聴いた音を真似して再現する事」に関しては、プロのトロンボーン奏者としてのスキルが一役買ったと言えるかもしれません。

 3. 社会的スキルの向上

音楽活動は、協調性やチームワークのスキルを育む絶好の機会になり得ます!

たとえばオーケストラの場合、指揮者やコンサートマスター、各楽器ごとのリーダーがいるだけでなく、リーダー以外のサイドの音楽家がたくさんいて、演奏者以外でも多くの方が裏方として楽団を支えていますよね。

正に「オーケストラは社会の縮図」で、「互いの役割や責任を理解、尊重し、各々が自分のやるべき事を全うする事」でコンサート、ステージが成り立ちます。

たとえば学生さんの場合、将来の職場での人間関係構築などに役立つ可能性が高いのではないでしょうか。

実際に僕が一緒に仕事をしてきた人たちも、(あくまで傾向の話ですが)ソロが得意なアーティストタイプよりも、アンサンブル(チームプレイ)が得意な職業音楽家タイプのほうが、「仕事における協調性」は比較的高い印象がありますね。

大人の音楽教室の利点

ここまでは主に、「楽器演奏や音楽教育がいかに子どもたち(学生さん)にとって有意義であるか」について触れてきましたが、もちろん大人にも多くのメリットがあります!

前述した内容は、仕事のパフォーマンスアップも十分に期待出来る内容ですよね。

それに加えて大人が楽器演奏を学ぶ事は、認知機能の維持や向上、認知症予防、特に管楽器や歌は呼吸機能の強化に役立ちます!

1. 認知機能との関連

楽器演奏は脳の運動領域を刺激し、新しい神経経路の形成を促す事で、記憶力の向上や情報処理速度の向上が期待出来、認知症のリスクを減少させる可能性があるそうです。

特に、ピアノやサックスなどの楽器は、目と手の協調(楽譜を見ながら弾く)や複雑な指の動きを必要とするため、脳の活性化に非常に効果的!

2.呼吸機能の健康 

特に管楽器(フルート、クラリネット、サックス、トランペット、トロンボーン etc.)や歌(声楽、ボーカル、ボイストレーニング)は、「日常生活よりも息をたくさん吸ってたくさん吐く」行為をある意味無意識に行うので、それ自体が心肺機能向上のトレーニングになります。

また、音楽を聴く事や演奏を行う事はリラクゼーション効果も得られるため、ストレスの軽減にも役立ちますね!

(ちなみに『音ラク空間』「ストレッチ整体リ・カラダ」では、施術に音楽やアートを取り入れ、ココロとカラダの健康を目指しています♪)

このように、多くのメリットがある楽器演奏を始めない手はありません!

出来るだけ早い(若い)うちから始める事をオススメします!

ちなみに、現在習っている音楽教室の生徒さんや学校の吹奏楽部などでも、中3、高3など、受験のタイミングで一度やめてしまう人が多いんですよね。

もちろん受験勉強に専念するという考え方は間違いではないのですが、この記事でご紹介したように「音楽と学業の両立」にはとてもメリット、相乗効果があるので、個人的には両立をオススメします!!(社会性の向上も含め、長期的に見ると非常に有意義だと思います!)

大人の方も、学生時代に少しかじったピアノ、所属していた吹奏楽部での楽器を再開したり、定年を機にこれまでなかなか手が出せなかった音楽に挑戦する事は、「(平均寿命ではなく)健康寿命向上」においてもとても素晴らしい事ですので、ぜひ音楽教室に通ってみていただきたいと思いますね。

参考:『長生きだけじゃない!健康で充実した人生を送るための秘訣』
https://onraku-kuukan.com/blog/1955

全国にはたくさんの教室がありますので、ネットや駅前探索などをして探してみてください♪

江戸川区西葛西近辺の方はぜひ気軽に「マウントフジ・ミュージックスクール」にお越しくださいね!

参考:
音楽教室の探し方・選び方のポイント Vol.1
https://onraku-kuukan.com/blog/music-school/1047

音楽教室の探し方・選び方のポイント Vol.2
https://onraku-kuukan.com/blog/music-school/1064

音楽教室の探し方・選び方のポイント Vol.3
https://onraku-kuukan.com/blog/music-school/1099

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藤井 裕樹 (フジイヒロキ)

【株式会社マウントフジミュージック代表取締役社長・『音ラク空間』オーナー・ストレッチ整体「リ・カラダ」トレーナー・トロンボーン奏者】 1979年12月9日大阪生まれ。19歳からジャズ・ポップス系のトロンボーン奏者としてプロ活動を開始し、東京ディズニーリゾートのパフォーマーや矢沢永吉氏をはじめとする有名アーティストとも多数共演。ヤマハ音楽教室の講師も務める(2008年〜2015年)。現在は「ココロとカラダの健康」をコンセプトに音楽事業・リラクゼーション事業のプロデュースを行っている。

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「リ・カラダ」「レンタルスタジオ」:月曜・木曜

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ミュージックスクール:不定休

※予約制(講師と生徒さんでその都度スケジュールを調整してレッスン日程を決めていただいております)

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